同志社中学校 【 偏差値 : 69 】
  • 共学
  • 私立
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      同志社中学校の教育方針

      教育方針

    • 同志社の創立者新島襄の教育宣言要約

      【国民の安危と教育】

      思うにわが三千余万の同胞の安全と危険、不幸と幸福とは、単に政治の改良によるのではなく、また物質的文明の進歩によるのでもなく、まさにもっぱら国民を教化する力しだいであることを確信する。

      【良心と手腕】

      このようにして同志社は設立されたが、その目的はただ単に普通の英学を教えるだけでなく、徳性を磨き、品性を高尚にし、精神を正しく強めるように努め、ただ技術や才能のある人物を育成するだけでなく、いわゆる「良心を手腕に運用する人物」(良心の全身に充満したる丈夫(ますらお))を産み出すことに努めてきた。

      【キリスト教に基づく徳育】

      このような教育は、一方に片寄った智育だけでは決して達成できるものではない。またすでに人心を捉える力を失っている儒教主義が行えることでもない。
      それはただ神を信じ、真理を愛し、他者に対する思いやりの情に厚いキリスト教の道徳によらなければならないと信じて、キリスト教主義を徳育の基本とした。

      【私学教育および自治的精神】

      教育事業をことごとく政府の手に任せてしまうのが得策であるとは私たちは思わない。仮にも国民たる者が自分の子どもを教育するのは、まことに国民の義務であり、決して避けてはいけないことであると信じる。そして国民が自ら手をくだして〔私学〕の教育を行うならば、それは国民としての義務を果たすだけでなく、その事業は親切に安価に活発にそして周到に行われて、行き届くはずである。このことは、「自分のことは自分で行う」という原則に照らして見れば明白であり、決して疑ってはならない。
      わが同志社は微力とはいえ、今日までこのようにして継続してきた。もし幸運にも全国の協力者から賛成を得られるのであれば、私学としてますます〔大学にまで〕拡張したいと願っている。
      政府の手で設立された大学が実に有益なのは疑いない。けれども国民の手で設立された〔私立〕大学が、まことに大きな感化を国民に与えることも事実である。もとより資金の多さや施設が完備している点から見れば、私立は国立とは比較しようがない。けれども学生が自分独自の気質を発揮し、自治、自立の国民を養成する点は、これこそ私立大学が持っている特性であり長所である、と信じて疑わない。

      【一国の良心】

      一国を維持するのは、決して二、三の英雄の力ではない。実に一国を形成する、教育があり、知識があり、品性の高い人たちの力によらなければならない。これらの人たちは「一国の良心」とも言うべき人たちである。そして私たちはこの「一国の良心」ともいうべき人たちを養成したいと思う。私たちの目的は実にここにある。

      【百年の大計】

      諺にはこうある。「一年の謀(はかりごと)は穀物を植えるにあり。十年の謀は木を植えるにあり。百年の謀は人を植えるにあり。」
      思うに私たちの大学設立のような事業は、実に国家百年の大計であり、なんとしてもとりかからねばならない事業である。

      本校の特色

      「キリスト教主義」

      本校徳育の基本はキリスト教主義にあります。1日の始まりには礼拝があります。中学では「聖書」、高校では「キリスト教」を6年間通して学びます。その中で子ども達が聖書の言葉を通して考え、良心を育て、自らの責任と判断で行動出来ることを目指しています。

      「知・徳・体の調和」

      人が育つにはたくさんの知識を学ぶことはもちろん大切です。しかし、愛の精神に満ちた徳がなければ、学んだ知識をどう生かせば良いのでしょう。また、体は子ども達の心を支えるものとしてこの時期に育てなければなりません。私たちが各学年でのキャンプを計画し、体育祭・学園祭を実施し、20を越えるクラブ活動を支えるのは、これらの活動を通して知・徳・体
      の調和のとれた人格の形成を図るためです。実際の場面で良心を運用できる、地の塩として働く人を育てたいと考えます。

      「推薦制度と多様な進路」

      同志社は大学・女子大学を持つ総合学園です。中学校に入学した生徒には通常の学習を修めて高等学校に無試験推薦の道が開かれているのはもちろん、高等学校からも同志社大学・女子大学への推薦の道が開かれています。本校卒業生のほとんどは同志社高等学校に進んでいます。また、80%の高等学校卒業生は同志社大学に進学していきます。一方、約20%の卒業生は医学・理学など同志社大学にない学部・学科を求め、あるいはさらに専門を考えた進路を選んで、北は北海道から南は沖縄まで国公私立諸大学に進学しています。

      「男女共学」

      今でこそ男女共学は大きく広がっていますが、本校は戦後いち早く男女共学の道をとり、男女が協力して共に学ぶ学校生活を実践してきました。一部の授業(体育・技術家庭の一部)、一部のクラブ活動を除いて、授業、生徒会活動、キャンプなど、99%の生活は共学となっています。男女が協力し、あるいは役割を担って築いていく社会のあり方をおのずから身につけていきます。

      「教科教育」

      新指導要領の実施により、学習内容の削減が一律になされているようですが、本校はカリキュラム自主編成の長い歴史を持っています。各教科が自主教材を作成し、副読本を設定して教科書を補う豊富な教材を準備しています。英語は、すべて英語で書かれた独自の教科書を使っています。本校は英語にもっとも多くの時間を割き、さらに、各学年に英語半数クラスを取り入れ(1年は全時間)ています。各学年にネイティヴの教員による指導を組み込んで、生きた英語の授業ができるよう配慮しています。

      「自由・自治・自立の精神」

      同志社の精神は「真理はあなたたちを自由にする」という聖書の言葉に象徴されています。私たちが求めているのは聖書の教える人間の真理であり、また私たちが学ぶことで手にする真理です。そのことで捕らわれた心を解放し、自由に創造的に振る舞える自分を獲得するということです。この精神は学校生活全体にあふれていますが、とくに生徒の自治は生徒会を中心として、学園祭を創り、体育祭を支えるなど活発に行われています。

      「諸活動」

      様々な学校行事を豊富に用意しているのが本校の特徴です。宿泊行事として、各学年に「キャンプ」を用意しています。1年次は4月に「オリエンテーション・キャンプ」(1泊2日)、7月に「由良(海の)キャンプ」(2泊3日)、2年次は7月から8月上旬にかけての「唐松岳登山キャンプ」(3泊4日)、3年次は12月に、「志賀高原スキーキャンプ」(4泊5日)または「沖縄研修旅行」(3泊4日)を実施します。体を鍛え、自然に親しんで、人間関係の新しい側面を開く経験も積んでいきます。
      諸活動

      「おわりに」

      中学校の3年間はそれに続く高等学校3年間と合わせて体も心も大きく成長する時期です。よく学ぶことを基礎にすえて、大いに遊び、大いに悩み、大いに自分の限界に挑戦していこうという欲張りな生徒を求めています。皆さんの受験・挑戦と入学を待っています。

      学級編成

      本校では、1学年定員を各学年共にA組~H組に分け、8クラス編成としています。

      入学費用・学費

      学費

      入学料
      120,000円
      入学手続時納入会
      968,000円

      同志社中学校の系列学校

    • 同志社高等学校

      良心の碑」は同志社大学はもちろん、この同志社中学校・高等学校のキャンパスにも存在し、今も生徒達に新島襄の建学の思いを語りかけています。