暁高等学校 【 偏差値 : 67 】
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  • 私立


    • 暁高等学校の教育方針

      教育方針

    • 博愛的な学園綱領「人間たれ」

      学園綱領「人間たれ」は、「博愛精神(主義)」に貫かれています。それはいかなる時代が来ようとも変化することのない普遍性を示しています。初代学園長五嶋孝吉によれば、学園綱領「人間たれ」は、「世の移り変わりがどのように激しくとも人間教育のアルファであり、オメガであるものと確信している。その意味するところは広く深いが、『愛は最高なり』ということと相通ずるものである。抜群の才能を持ち、正義の人であっても愛がなかったら、すべては空しいことである。どのように科学が発達しても、また秩序整然たる社会が作られても、愛がなかったら空虚で不気味であろう。勝者の権力も敗者の愛情に遠く及ばない」と述べています。
       学園綱領が制定される2年前の1948(昭和23)年に暁学園の校章である「四ツ葉のクローバー」と「学園歌」が制定されました。学園の校章である「四ツ葉のクローバー」は小学校の男児の帽章から端を発したものですが、四つ葉はそれぞれ「愛情」「希望」「信仰」「幸福」を表しています。信仰は特定の宗教的な意味合いを持つものではなく、人間や自然に対する尊厳、崇高な畏怖と解釈されます。
       暁学園の「学園歌」は学園創立2周年を記念して同年6月20日に制定されましたが、作家石川達三の作詞による歌詞の第3番には「摘めば萎るる花よりも愛は真珠の輝きぞ」とあるように「博愛精神(主義)」を象徴するがごとく高らかに謳い上げています。

      平和と民主主義を希求する学園綱領「人間たれ」

      暁学園は、1946(昭和21)年に敗戦による世相の混乱と思想の混迷の中で創設されました。設立趣意書には、「民主主義の理解徹底並びに文化国家の新生は現下の日本国民の教育水準の一段の向上が絶対の要件であり」との熱き信念が窺がわれます。「明け方、夜明け」を意味する暁という学園名を冠し、「将来日の出の勢いをもって発展する」ことを願ったものです。その礎には民主主義日本の建設はわが国に課せられた最大の要請であり、二度と戦争を起こしてはならないという強い平和への希求があります。当時、軍需産業に転用されていた工場(平田紡績)の寄宿舎を校舎に開放して「これから真に苦難の道である日本を背負って立つ若人の教育の場」に供するとともに「二度とこんな過誤を繰り返さないしっかりした平和への強い信念を学びとってもらおう。」(初代理事長)と決意されたものです。そうした伝統は現在小学校におけるユネスコ寺子屋運動や語り部から学ぶ四日市空襲を語る会の開催、中学校・高等学校の2学年の広島平和学習、3年制高等学校の沖縄平和校外学習などに息づいています。

      教育の機会均等と「人間たれ」

      戦前の女工やモンペ姿の女学生に代表されるように、当時の日本社会では貧困やジェンダー(性**)など抑圧された方々の多様な生き方や生きる権利がないがしろにされてきました。学園の設立趣旨には、戦後日本新生のためには、女性の社会進出や社会的地位の向上と女性の教育を受ける権利と機会の保障を強く謳っています。
       この主旨のもとに、1946(昭和21)年暁女子専門学校が、現在学園誕生の地にもなっている天カ須賀地区に設立されました。1949(昭和24)年には高等学校(3年制)に全日制普通科と家政科及び働く若者のために定時制が置かれました。1951(昭和26)年には男子生徒の募集が停止されることになり、女子校として、より一層の女子教育の充実が図られました。
       暁女子専門学校は、暁学園短期大学(のちの四日市大学短期大学部)へと改編され、家政学科、幼児教育学科、初等教育学科の他に1974(昭和49)年には幼児教育学科第二部が設置されました。
       現在は、定時制(二部)や家政科は廃止され、男女共同参画社会などの時代と地域社会の要請を受けて、いずれの校種も男女共学となりましたが、学園綱領「人間たれ」にもとづき、女子に限らず、多様な年齢層、教育階梯にもとづく教育機会を保障するという建学の精神は変わりません。それは後年の四日市大学や四日市看護医療大学の開学の精神にも貫かれています。

      コース

      Ⅰ類コース

    • 四年制大学・短大・専門学校などへの進学を目指すコースです。1年次は、2年次以降の進路希望に応じた系やコースの選択に備え、じっくり基礎学力を養成したい人、自分の取り組みたいスポーツや文化・芸術など多面的に高校生活を充実させたい人にぴったりです。

    • Ⅱ類進学コース

    • 四年制大学(国公立・有名私立)への進学を推薦入試・一般入試で目指すコースです。文系・理系・看護進学系の3系統からなるカリキュラムがあります。2年次の文系・理系は国公立受験に対応したカリキュラムとなっていますが最終学年では、私大文系・理系・看護進学系に特化したカリキュラムに移行します。
      看護進学系に進んだ人は、四日市看護医療大学看護学部への有利な進学制度(併設校推薦制度)を利用できます。

    • Ⅱ類英進コース

    • 四年制大学(国公立・難関私立)への進学を一般入試中心に目指すコースです。
      2年次より国公立文系・理系の2系統からなり、センター試験+国公立前期日程・中期日程・後期日程の受験に対応したバランス・量を兼ね備えたカリキュラムで学べます。2年次は他のコースより7限授業が週3回多くなっています。
      模試や補講などを優先しますので、他のコース・系と比較してクラブ活動が少し制限されますが両立して進路目標を達成している先輩も多いです。